社内ダッシュボードを、発注ゼロで
この記事についてAbout this article
ゴールGoal 売上CSVから社内ダッシュボードを作る
こんなあなたへFor you if ダッシュボードの見積もりで止まっている方
この記事の要約Summary
売上のCSVから、ブラウザで開ける社内ダッシュボードを作らせます。手に入るものと入らないものも書きます。
- 所要時間Time
- 4分 作業時間:約work approx. 30分 min
- 必要な準備What you need
- 環境SetupアプリケーションAppsデータData
見たい形の画面は、その日のうちに手に入ります。 最新に保つ仕組みは、そのあとの話です。
※2026年9月時点
売上 CSV を 1 本渡せば、見たい形の画面は発注ゼロでその日のうちに手に入ります。データが勝手に最新になる仕組みは、別の工事です。
「ダッシュボードって、何十万でしょ?」
売上の推移、区分ごとの内訳、前月比。 毎月おなじ数字を、おなじ順番で見ています。
そのたびにExcelを開いて、シートを切り替えて、目で拾う。 見たい形は決まっているのに、毎回それを組み立て直しています。
この記事は、その疑問へのお答えです。 結論を先に言います。
「見る画面」だけなら、発注は要りません。 CSVを1本渡して頼めば、ブラウザで開ける画面がその日のうちに出てきます。 ただし、それが自動で最新になるかは別の話です。
30分でやること
前に、同じ売上 CSV から月次レポートの PDF を 1 枚作りました。あれは「配るもの」です。今回作るのは「自分が見るもの」で、性格が違います。
売上CSVを1本、書き出す
会計ソフトか Excel から、12 ヶ月ぶんの売上を CSV で書き出します。要るのは年月・区分・合計の列だけです。
きれいに整える必要はありません。列の名前が日本語のままでも進みます。
12 行(12 ヶ月)ぶんの CSV ファイルが手元に 1 つある
うまくいかないときは
CSV の出し方が分からない → Excel の「名前を付けて保存」で、ファイルの種類を CSV にすれば作れます。
「ファイル1枚で」と言い添えて頼む
CSV を渡し、下の依頼文をそのまま送ります。
このCSVから、ブラウザで開ける売上ダッシュボードを作って。 月を選ぶと、その月の合計・前月比・区分別の内訳が切り替わるように。 12ヶ月の推移は棒グラフで、選んだ月が分かるように色を変えて。 HTMLファイル1枚で完結させて。サーバーは立てない
大事なのは最後の 2 行です。「ファイル 1 枚」「サーバーは立てない」。 ここを言わないと、置き場所や動かし方の相談が始まってしまいます。
.html で終わるファイルが 1 つできたと報告されている
うまくいかないときは
置き場所の相談が始まった → 「サーバーは立てない、1 枚のファイルで」と、もう一度伝えます。
ダブルクリックで開いて、月を切り替える

できたファイルをダブルクリックします。ブラウザが開いて、画面が出ます。 右上で月を選ぶと、下の数字がすべて連動して切り替わります。
2026 年 8 月は 2,463,057 円で、前月から 14.7% 減。12 ヶ月の平均が 2,996,937 円なので、平均を下回った月です。 2 月と 3 月だけが飛び出しているのは申告・届出報酬で、業種の繁忙期がそのまま出た形です。 この山があるせいで、8 月の落ち込みが実際より大きく見えます。平均と並べてあるのは、そこを錯覚しないためです。
月を切り替えると、合計・前月比・内訳が変わる
うまくいかないときは
真っ白な画面が出る → ファイルが途中で切れています。「もう一度、最初から 1 枚で出して」と頼みます。
翌月の扱いを決める

このファイルには、データも見た目も計算も入っています。サーバーも、月額の契約も、ログイン画面も要りません。 数字を外へ送ってもいません。ファイルは自分のパソコンの中にあって、開くのもそのパソコンの中だけです。
そのかわり、数字は作った時点で固まっています。翌月ぶんを足すには、新しい CSV を渡してもう一度頼みます。 月に 1 回、CSV を書き出して渡す。この手間を受け入れるかどうかを、ここで決めます。
「毎月◯日に作り直す」か「毎日最新が要る」か、どちらかを決めている
うまくいかないときは
毎日最新が要ると思う → 本当に毎日見るかを 2 週間試してから決めます。月 1 回で足りることのほうが多いです。
「発注ゼロ」で手に入るものと、手に入らないもの
正直に線を引いておきます。
手に入るのは、見たい形の画面です。 何をどう並べれば自分が判断しやすいかは、社内の人間がいちばん知っています。 それを言葉で説明して、その日のうちに形になる。ここが変わった部分です。
手に入らないのは、データが勝手に流れ込む仕組みのほうです。 会計ソフトや販売管理と直接つないで、毎朝勝手に最新になる——それは別の工事で、要件も費用も別に立ちます。
ただ、多くの場合それは要りません。 売上の集計は月に1回で足ります。 月に1回CSVを書き出して渡すなら、数分で済みます。 毎日更新が要る数字なのかどうかを先に考えると、作るものがだいぶ軽くなります。
まとめ
- 「見る画面」は発注ゼロで作れる。CSVを1本渡して、見たい形を言葉で説明するだけ
- 「ファイル1枚で」「サーバーは立てない」を最初に言う。置き場所の相談が始まらない
- ファイルは手元にあるだけ。どこにもアップロードしていない
- 数字は作った時点のもの。翌月ぶんは、新しいCSVを渡して作り直す
- 毎日更新が本当に要るのかを先に決める。月1回でいいなら、それでいい
見たい形を知っているのは、あなたです。 その形を言葉にできれば、画面はその日のうちに手に入ります。
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