毎朝、業界ニュースの要約が届く

この記事についてAbout this article

ゴールGoal 毎朝の要約が向こうから届く形にする

こんなあなたへFor you if 毎朝の巡回が続かない方

この記事の要約Summary

毎朝の情報収集を定時実行に任せ、要約が届くようにします。頼み方は5つの欄を順に埋めるだけです。

所要時間Time
4分 作業時間:約work approx. 20分 min
必要な準備What you need
アプリケーションApps 定時実行できるAIアプリ(有料プラン)
データData 追いたいテーマと情報源

情報収集は、がんばって続ける仕事ではなくなります。 頼み方さえ決めておけば、あとは毎朝、向こうから届きます。

※2026年9月時点


毎朝届く要約は、何を絞るで決まる。5 つの欄を埋めて定時実行に登録。週 1 分の書き直しで自社専用の業界紙に。いつ、どこから、何を絞る、どんな形で、どこへ

定時実行の依頼文は、いつ・どこから・何を絞る・どんな形で・どこへ、の 5 つの欄です。毎朝届く要約の質は、自社の言葉で書く「何を絞る」の欄で決まります。

「毎日の情報収集は?」

業界の動向は追いたい。 でも、毎朝ニュースサイトを巡回する時間はない。 気づけば「週末にまとめて読もう」と溜めたリンクが、読まれないまま流れていく。 情報収集は、意志の力で続けるには重すぎる仕事です。

毎日の情報収集も、AIに任せられる?

この記事は、その疑問へのお答えです。 結論はこうです。

任せられます。 ただし、うまくいくかどうかは「頼み方の中身」で決まります。

決まった時刻に決まった指示を実行させる「定時実行」という頼み方があります。 その依頼文に何を書くか。 今回は、そこだけを扱います。


使うのは定時実行

決まった時刻に、決まった指示を自動で実行してもらう。 そういう頼み方があります。

一度登録しておけば、あなたがPCの前にいなくても、決まった時刻に仕事が始まります。 仕上がった結果は、あとから開いて読めます。

登録するときに求められるのは、だいたい2つです。 「どのくらいの頻度で動かすか」と、「毎回どんな指示を実行するか」。

頻度のほうは、選ぶだけで終わります。 迷いどころは、もう一方の指示文です。


頼み方には5つの欄がある

依頼文を白紙から書こうとすると手が止まります。 記入欄が 5 つある用紙だと思ってください。埋める欄は、いつ・どこから・何を絞る・どんな形で・どこへの 5 つです。

白紙に書くのではなく、5つの欄を埋めれば依頼文になること

欄書くこと記入例
いつ頻度と時刻。読みたい時刻から逆算毎朝、始業の少し前に
どこから分野と期間。見てほしいサイトがあれば名前建設業界の直近24時間
何を絞る観点。ここだけは自社の言葉でしか書けません法改正・資材価格・人材採用・大手の動き
どんな形で分量と体裁見出し+3行要約+出典リンク/2分で読める量
どこへ届け先と受け取り方スマホで受け取って通勤中に読む

「どんな形で」は、読む時間から逆算して先に決めます。 この 5 行を書き直せば、翌朝から届くものが変わります。


20分でやること

5つの欄を、紙に5行で書く

上の表の左の列だけを紙かメモ帳に 5 行、縦に書き写します。そのうえで、右端に自分の答えを 1 行ずつ書きます。

とくに 3 行目の「何を絞る」は、あなたしか書けません。 先月、社内で話題になったことを 3 つ思い出して並べれば十分です。

5 行すべてが埋まっている

うまくいかないときは

「何を絞る」が書けない → 「業界ニュースをまとめて」だけだと、一般紙の見出しの寄せ集めが届きます。思い出せないときは、取引先との雑談で出た話を 1 つ書きます。

つないで、定時実行に登録する

5 つの欄をつなげると、そのまま依頼文になります。

毎朝、始業の少し前に、建設業界の直近24時間の主要ニュースを調べて、朝刊メモを作って。 ・観点:法改正・資材価格・人材採用・大手の動きの4つ。この順で ・各ニュースは、見出し+3行要約+出典リンク ・うちのような地方の中小工務店への影響を、ひとことコメントで ・該当が少ない日は無理に埋めず「今日は静かです」でよい 全体をスマホで2分で読める分量にまとめて

「出典リンクを付けて」の一行は、必ず入れます。確認するための入口を、最初から書かせておきます。

翌朝、頼んだ形で届いている

うまくいかないときは

定時実行の登録が見つからない → まずは手で同じ文を送って、届くものを確かめます。形が決まってから登録します。

週に一度、1分で書き直す

  • 読み飛ばした項目が多い観点は、削る
  • 「これが知りたかった」と感じた話題は、観点に足す
  • 分量が多ければ「重要度の高い3件だけ」に絞る

直すのは、たいてい「何を絞る」と「どんな形で」の 2 つの欄です。

先週より、読み飛ばす項目が減っている

うまくいかないときは

直す点が思いつかない → そのままで大丈夫です。気になったときだけ直します。

新聞と違って、この朝刊の編集方針はあなたが握っています。 数週間も書き直しを重ねると、世界のどこにもない「自社専用の業界紙」になっていきます。


出典の確認だけは残す

要約は便利ですが、そのまま鵜呑みにはしません。 経営判断に関わる情報──法改正の日付や数字──は、リンク先の一次情報を必ず見る。 確かめどころ(数字・法令判例・固有名詞・出典)は決まっている、という話は、ここでも同じです。

くわしくはこの記事でAIの答えとの付き合い方AIの答えの確かめどころは、この記事にあります。

だからこそ、「出典リンクを付けて」の一行を依頼文に入れておきます。 確認するための入口を、最初から書かせておく。 これも「どんな形で」の欄の仕事です。


まとめ:意志ではなく頼み方で続ける

  • 定時実行に指示文を登録すれば、決まった時刻に同じ仕事が動く
  • 依頼文の記入欄は5つ。いつ・どこから・何を絞る・どんな形で・どこへ
  • 「何を絞る」は自社の言葉で。ここが届くものの質を決める
  • 週1分、欄を書き直せば、自社専用の業界紙に育つ

AIはあくまで道具です。 「自社にとって何の情報が重要か」という問いに答えられるのは、あなたです。 その答えの解像度が、届く朝刊の質をそのまま決めます。


次回:「よく使う頼み方に名前を付ける」

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